本日は国場校からです。
ヒーローズでは、小学生の国語の時間に
「辞書引き」を積極的に取り入れています。
インターネットで何でも調べられる時代、スマホで探した方が早いのでは？
と小学生に言われることもしばしば…笑
ですが、ヒーローズではあえて紙の辞書で調べてもらっています。
理由はいくつかありますがその中の１つを紹介します。
例えばですが
「感情ってどういう意味？」
と聞かれますよね。
そうすると、ほとんどの方が
『気持ち！』『思ったこと！』
などと回答するかと思います。
実際に今日、生徒に聞いてみると
『感動！』
『喜怒哀楽』
『心』
といった答えが返ってきました。
しかし、実際に辞書引きをしてみると
【物事や対象に対して、嬉しい、悲しい、寂しい、楽しいなどと抱く気持ちのこと】
と記載がありました。
すごく具体的で分かりやすいですよね。
なるほど〜と。分かってはいても説明が難しい！と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、辞書引きって
知らない言葉を知るだけではなく
「説明する力」も同時に身につけられるんです。
辞書引きが習慣化している生徒に、〜〜ってどういう意味？
と聞くと
単語ではなく、しっかり具体的に説明しようとしてくれる子がほとんどです。
逆に辞書引きをあまりしない生徒は、前述のような単語で返してくる子がほとんどです。
また、紙の辞書を使うと
調べた数の付箋紙が辞書に貼り付けられていくので、達成感にも繋がります。
もちろん、重たいとか、ボロボロになる、とかデメリットもありますが
学習に関してはメリットが多すぎることは間違いありません。
最近の定期テストや達成度テストなども
説明しましょうや考えて書きましょうといった問題がすごく増えています。
この辞書引きがそういったテストにも繋がればいいなと思います。
学校｜ 南部
